
英アーム売却計画の頓挫でソフトバンクグループの資金繰りが厳しくなるのは確実(孫正義・SBG会長兼社長) ©︎時事
多発するシステム障害により引責辞任を決めた坂井辰史社長の後を受け、巨艦・みずほフィナンシャルグループ(FG)の舵取りを任されたのは、56歳の木原正裕執行役。メガバンク初の平成入行組トップである。
岸田文雄総理の側近で、経済政策を担当する財務省出身の木原誠二内閣官房副長官の実兄であること以外、話題も実績もなく、手腕は未知数。だが、新トップの力量が早々に試される局面に追い込まれそうだ。

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