【Exclusive】ツイッターの内部文書が示す深刻な問題

2022年10月30日
タグ: マネジメント
エリア: 北米
ツイッター上のコンテンツの13%が成人向けとも
イーロン・マスク氏による買収が完了したツイッター社だが、内部調査文書が示すのはビジネスの深刻な状況だ。広告収益の半分を生み出す“ヘビーツイーター”の数が減少し、そのうえ彼らの関心が広告主の好むニュースなどからヌードやポルノなどの閲覧注意コンテンツに移ってきているという。

[ロイター]ロイターが確認したツイッター社の内部調査文書によれば、同社はビジネスを維持するうえで必要な、最もアクティブなユーザー層をつなぎ止めるのに苦戦している。 “ヘビーツイーター”と呼ばれるこうしたユーザーは、月間ユーザー全体の10%にも満たない一方で、その投稿数は全体の90%を占め、同社が世界で得る収益の半分を生み出している。この文書でヘビーツイーターは、週に6〜7日ログインし、週に3〜4回投稿するユーザーと定義されているが、こうしたユーザーはコロナ禍が始まって以来、「減少の一途をたどっている」と記されている。

カテゴリ: 経済・ビジネス
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