【Exclusive】マスク氏、IPO後もスペースXの議決権支配を維持へ――申請書類で判明

2026年4月21日
タグ: 宇宙 企業戦略
エリア: 北米
スペースXは時価総額約1兆7500億ドルでの上場と750億ドルの資金調達を目指している[大型ロケット「スターシップ」の発射施設「スターベース」=2026年3月25日、アメリカ・テキサス州ボカチカ](C)REUTERS/Gabriel V. Cardenas
米宇宙企業スペースXは、新規株式公開(IPO)後も創業者イーロン・マスク氏の経営支配を維持する方針だ。ロイターが確認したIPO申請書の抜粋によると、同氏や一部の内部関係者に対し、一般株主よりも強い議決権を持つ株式を付与する。

[ニューヨーク発/ロイター]今月、非公開で提出された目論見書は、スペースXの財務やガバナンスの詳細を初めて示した。IPO後もマスク氏は最高経営責任者(CEO)と最高技術責任者(CTO)を兼務し、9人で構成する取締役会の会長を務める。

 マスク氏の昨年の報酬は5万4080ドルにとどまるが、上場後は株式を通じて巨額の利益を得る可能性がある。スペースXは時価総額約1兆7500億ドルでの上場と750億ドルの資金調達を目指しており、実現すれば過去最大のIPOとなる見通しだ。同氏は昨年、スペースXの株式を約14億ドル分購入しており、時価総額が6兆6000億ドルに達し、宇宙空間でのデータセンター構築が実現した場合、先月承認された報酬制度に基づき追加で6000万株を取得する可能性があると、米IT専門メディアのThe Informationが報じている。

カテゴリ: 経済・ビジネス
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