ベネズエラのチャベス大統領がイランに対し、核開発用ウランの提供を計画している。 ハダドアデル・イラン国会議長が今年二月ベネズエラを訪問した際、総額二億ドルの「共同開発基金」設立などを定めた取り決めに調印したが、首都カラカスの外交筋によれば、この取り決めには公表されていないいくつもの秘密条項があり、その中にベネズエラでのウラン鉱の共同開発・生産とイランへのウラン提供が盛り込まれている。 ブラジルとの国境沿いにあるベネズエラのジャングル地帯には有望なウラン鉱脈があるとされ、チャベス大統領は昨年来たびたび同地域を視察している。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン