胡錦濤「軍掌握」のキーパーソン 曹剛川国防相の来日

執筆者: 2007年4月号
カテゴリ: 国際
エリア: 中国・台湾

「この人が、胡錦濤総書記(党中央軍事委員会主席)を支える最有力の長老になります。“太いパイプ”と信頼関係を築くチャンスですね」――中国軍の関係者は、九月にも来日する予定の曹剛川・党中央軍事委副主席兼国防相(政治局員)に注目すべしと語った。中国の公式報道は、同じ副主席ながら軍政(党の軍指導)担当の曹より軍令(作戦用兵)担当の郭伯雄・政治局員を上位で伝えるが、実は「高官限定の内部資料や通知は、序列を逆転させ、すべて曹を上位に置いている」からだ。軍権の完全掌握に向け、胡は「しばらく曹の後ろ盾を必要としている」という。

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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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