米議会で、従軍慰安婦問題について日本に謝罪を求める決議案が出ている背景に、韓国系NGO(非政府組織)の存在がある。このNGOは、一九九二年、ワシントンに本部を置いて発足したワシントン従軍慰安婦問題連合会(WCCW)で、会長はワシントン・バイブル大学の教授で韓国系アメリカ人の徐玉子なる人物。会員数は百人ほどながら、世界的なネットワークをもっているという。 ワシントンの政界関係者に直接アプローチしては自分たちの主張を強引に訴える同団体は、知名度の面で中国の法輪功と並び称されるくらい米議会関係者の間でも知られた存在。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン