毒食わば逆利用するまで ユーシェンコがロシアに反撃

執筆者: 2007年11月号
エリア: ヨーロッパ ロシア

 ウクライナのユーシェンコ大統領が何者かに猛毒ダイオキシンを盛られ、異様に風貌が変わった事件の捜査が大詰めを迎えている。 大統領自身の説明によると、捜査当局は容疑者三人を既に特定したが、いずれも現在はロシアに居住しており、事情聴取にはプーチン政権の同意が必要。ユーシェンコ大統領はプーチン大統領に直接、協力を求めたが、回答はないままだ。 体内から検出されたのと同じ成分のダイオキシンは、米国、英国、ロシアの三研究所のみが製造していることも判明し、捜査当局は各研究所にサンプルの提供を求めたが、ロシアの研究所だけが拒否している。

カテゴリ: 国際
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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