中央アジアで暗躍するトルコ系地下組織

執筆者: 2000年5月号
カテゴリ: 国際

 中国・新疆ウイグル自治区や隣接するキルギス、カザフスタンなどにまたがるトルコ系民族国家「ウイグルスタン」の樹立を目指す地下組織の動きが活発化しており、関係国が神経を尖らせている。 新疆では中国当局の弾圧が厳しいため、ウイグル語に言葉が近く、政府の取り締まりも緩慢なキルギスに活動家が潜入している。昨年、日本人技師拉致事件の舞台となったオシ地区では、最近五人が爆発物を使用したテロ行為で裁かれた。 このうち三人は新疆の独立運動家で、その他はトルコ右翼政党「民族主義者行動党」の青年組織「灰色の狼」のトルコ人メンバーと、ロシアのカラチャイ・チェルケシア共和国の活動家だった。

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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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