サウジアラビア出身の富豪で国際テロの黒幕とされるオサマ・ビン・ラディン配下のテロリスト・グループが、中東もしくはアジアで大がかりなテロを計画しているとの情報がある。 米国務省はラディンと関係のあるグループがアラビア半島で反米テロを計画している兆候があるとみて、同半島に滞在する米国人や米国の施設に警戒を呼び掛けている。だが、パリの国際治安筋によれば、ラディン一派はむしろ、警備体制が比較的手簿なアジア地域の米国やイスラエルの施設を狙っている可能性が強く、マニラや東京の米国大使館が標的にされる恐れもあるという。
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