国境封鎖で「あがったり」のペシャワルで反米デモ激化

執筆者: 2001年11月号
カテゴリ: 国際

 アフガニスタンとの国境に接する街ペシャワルでは、パキスタンで最も激しい反米デモが起こっている。タリバンと同じパシュトゥン人が多く、民族意識や反米感情が他の地域よりも強いためだが、デモの要因はほかにもあるという。国境封鎖によって密貿易ができなくなっているためだ。 例えば、ペシャワルの旧市街、ショババザールという市場に日本車の中古部品ばかりを扱うマーケットがある。「ジャパン・ビジネス・センター」という看板のかかったビルを中心におよそ五百メートル四方の広場には、エンジンや座席などの部品が種類ごとに所狭しと並べられている。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
クローズアップ
キャリア決済のお申し込み
フォーサイトのお申し込み

池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

クローズアップ
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top