ブッシュ新経済チームの多難な門出

執筆者: 2003年1月号
カテゴリ: 国際
エリア: 北米

 ブッシュ米大統領はオニール財務長官とリンゼー大統領補佐官を解任し、ピット米証券取引委員会(SEC)委員長以来、米経済の要人の退任は三人に達した。解任に怒ったオニール長官は自宅のあるピッツバーグにさっさと引っ込んでしまい、リンゼー氏も記者団などに不機嫌に対応するだけだ。 シナリオを書いたのは、大統領の懐刀で権勢を振るっているカール・ローブ上級顧問。オニール、リンゼー両氏の解任を大統領に進言した。大統領はエネルギー業界の経営者仲間だったエバンズ商務長官にも相談しているが、これは「友人同士でこれからのことを話した」感が強い。あくまでも、憎まれ役はローブ氏の方だろう。

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