フセイン大統領に今度は東南アジア潜伏説

執筆者: 2003年6月号
エリア: 中東 アジア

 日本政府関係者によると、外務省はフセイン大統領がロシアのプーチン政権による庇護の下、東南アジアに極秘に逃れ、潜伏しているとの情報をロシア関係筋から入手した。専門家筋は懐疑的だが、プーチン政権とフセイン政権の“癒着”はイラク戦争前からとりざたされていた経緯もあり、日本政府関係者は「あながち無視できない」と注目している。 フセイン大統領の行方をめぐっては首都脱出説、イラク国内での地下潜伏説、爆死説などさまざまな情報が錯綜しているが、ロシア関係筋の情報によれば、東南アジアのマレーシアかインドネシアに潜伏しているという。

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