1年4カ月後の2018年11月、ドナルド・トランプ大統領は、最初の中間選挙を迎えることになる。20世紀以降に行われた中間選挙を振り返ると、与党が勝利できたのはフランクリン・ルーズベルト政権時の1934年とジョージ・W.ブッシュ政権時の2002年のみであり、大統領就任後初の中間選挙で与党が勝利を収めることがいかに困難か、歴史が示している。
この中間選挙では、かつて共和党大統領候補としてホワイトハウスを目指したある有力政治家の上院議員選挙の出馬に注目が集まっている。その候補者とは、2012年の大統領選挙で現職のバラク・オバマ大統領(当時)に敗北を喫したミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事である。
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