
撮影年不詳ながら、義江との離婚、独り立ちを決意した頃のあき(自伝『ひとり生きる』=ダヴィッド社、1956年=より)
藤原義江の息づかいをいまだ感じさせてくれる場所に、都内では帝国ホテルや小川軒、そして山口県下関には「藤原義江記念館」がある。義江の父親、英国人ネール・ブロディ・リードが「ホーム・リンガー商会」の支店長だった関係で、幼少の頃に暮らしたゆかりの地である。
「多くの人に見てもらいたい」
と義江を看取った三上孝子がたくさんの遺品を寄贈したものが中心に公開されている。

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