朝鮮労働党は1月5日から12日まで8日間にわたり、第8回党大会を開催した。
金正恩(キム・ジョンウン)党委員長を父・金正日(キム・ジョンイル)や祖父・金日成(キム・イルソン)が就いていた「党総書記」に推戴し、党政務局を党書記局に戻すなど、朝鮮労働党による組織的国家運営体制を強化、再整備した。
注目された対外関係では、米国を「最大の主敵」と規定、「核先制・報復打撃能力」の高度化を推進するとし、各種兵器の開発計画を具体的かつ詳細に明らかにした。米朝関係はドナルド・トランプ時代の対話から、対決へと原点回帰した。
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