孫正義伝説を作った「タイムマシン経営」の黄昏?――ソフトバンク「300年成長神話」の危急存亡(3)
[連続企画]

(5月12日) (C)時事
“魔法の杖”だったアリババ株が右肩下がり
「世界は混沌とした状態。ソフトバンクは『守り』が取るべき行動」
SBGの孫正義会長兼社長は5月12日の決算会見で、新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻、原油価格高騰など世界的なインフレ、株式市場の下落を踏まえ、「1~2年間」は保守的な投資姿勢をとる方針を示した。起業家として「攻め」の経営で事業を拡大してきた孫氏がそう口にせざるを得ないほど、SBGの業績悪化は深刻だ。

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