私邸マール・ア・ラーゴにイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(左)を招いたドナルド・トランプ米大統領(右)は、今年6月に米軍が核施設を爆撃したイランについて、核・弾道ミサイル開発を再開すれば「彼らをたたきのめすほかない」と述べた[2025年12月29日、アメリカ・フロリダ州パームビーチ](C)AFP=時事
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※各記事の紹介文は掲載時点のものです。
1位.イスラエル・イラン戦争の初期の10日間:評価と見通し(池内恵/6月22日)
〈「米国の反応が『黄信号』となるか『青信号』となるかは分からないが、少なくとも『赤信号』は出ない。黄信号と青信号の間にもう一つの色がある」というのが、筆者が6月13日直後に聴取したイスラエル軍元高官の認識だったが、まさにトランプ大統領は、攻撃前の「黄信号」のような黙認から、初期の攻撃の戦果を見てほとんど「青信号」を灯した上で、19日に米国の参戦に2週間の猶予を与えて「黄信号と青信号の間」にしばし佇んだ後、21日に、自らの設定した期限に対してフライングするかのようにイランの主要な核施設に対する限定的な攻撃を行い、外交チャンネルを通じてイランに早期の降伏を訴えている。[本文より]〉
2位.第2次トランプ政権の対外関与と「4つの地域」をめぐる地政学的戦略[上・下](森聡/1月29日)
〈「グローバリズム」「リベラル国際主義」の拒絶はトランプ政権の基本線になるはずだが、
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