IT(情報技術)を駆使した最先端のサービスや高級品があるかと思えば、旧態依然の人海戦術やどうしても品質に難があるロースキルの工業製品が堂々と売られていたりするのが、まだら模様の発展を続けるインド消費市場の特徴でもある。それでも最近は、「先進国なら当たり前だがインドでは画期的なサービス」「なくても困らないが、あると便利なニッチ商品」などが続々と市場に投入され、好評を得るようになってきた。 インドの消費者もようやく、機能や品質、そしてデザインなどでモノやサービスを選ぶ時代の入り口に到達したようだ。
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