インテリジェンス・ナウ
オバマ訪韓の隠された理由――中国が仕掛けた罠と日韓の対応
いま、東アジアに「戦略的リシャッフル(再編)」の兆候が見られる。日米韓の「砦」はきしみ始め、110年前に地政学の祖、マッキンダーが唱えた「歴史の地理学的な回転軸(ピボット)」がこの地域でも揺らぎ始めたようだ。
オバマ米政権は中国との「新型大国関係」で安定化を目指したが、日韓間に亀裂が走り、中韓関係は蜜月の様相を呈している。中国は「再編」で日米韓連携に楔を打ち込み、東アジア不安定化の隙を狙おうとしている。
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