二大超高級ホテル参じて「東京ホテル戦争」勃発

執筆者:清水常貴 2007年2月号

ホテルひしめく東京に、またも高級ホテルがやってくる。かたやアメリカから、こなた香港から――。バトルの行方やいかに。「二〇〇七年問題」といえば、昨今は団塊世代の大量退職が話題になっているが、「もうひとつの二〇〇七年問題」と呼ばれているのが、東京ホテル戦争――。 三月三十日に六本木の旧防衛庁跡地に建設される「東京ミッドタウン」のメインビル、ミッドタウン・タワーにザ・リッツ・カールトン東京がオープンし、九月には日比谷の旧日活ホテル跡地にザ・ペニンシュラ東京が開業する。どちらもスタンダードタイプの室料が五万円以上もする超豪華ホテルである。

カテゴリ: 経済・ビジネス
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