サイバー軍事力の登場により、日米同盟は変貌を強いられている。この分野の整備で、日米はより対等な同盟に近づくのでは。「国益にもとづいた長期安全保障戦略を持たない経済大国」という言葉が、これまで幾度繰り返されただろうか。 ソ連が消滅して冷戦が終わったときも、誕生したばかりのクリントン政権が強い姿勢で、結果重視の経済政策をぶつけてきたときも、自衛隊がPKO(国連平和維持活動)として初めて海外に出たときも、米兵の少女暴行事件に端を発した沖縄の基地問題が、大きな政治課題になったときもそうだった。そして先月、朝鮮半島で初の南北首脳会談が実現し、大方の予想を大きく超える進展を見せたときも、「長期安保戦略の不在と必要性」が様々な言葉で主張された。

カテゴリ: 軍事・防衛
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