「イスラーム国」との繋がりが「あってもなくても」テロを引き起こす思想こそが脅威
2017年4月11日 08:00
3月22日のロンドン・ウェストミンスターでの乗用車による無差別轢殺・ナイフによる襲撃、4月3日のロシア・サンクトペテルブルクの地下鉄での自爆、そして4月7日のスウェーデン・ストックホルム中心部遊歩道(Drottninggatan)へのトラック突入と無差別轢殺、といったグローバ…
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「12月8日」のシリア内戦終結と新たな中東地域秩序への闘争
2025年2月13日 16:30
11月末から12月に不意に進んだ、シリア北西部・トルコとの国境地帯を地盤としていた「シャーム解放機構(HTS)」の急速な伸長とアレッポそして首都ダマスカス掌握によるシリア内戦のひとまずの終結と、その後のシリアを中心とした地域大国の動きに注視しているが、なかなか包…
「つぶやき」の再開
2025年2月13日 16:00
「中東通信」の更新に大きく間が開く状況が続いている。最大の原因は、ROLES(創発戦略研究オープンラボ)を2020年に職場の研究室のプロジェクトとして発足させて以来、2023年の大幅拡大を経て、企画運営作業に忙殺されていることである。下記ウェブサイトに掲載されている、…
ガザ紛争の引き金となったハマースによる対イスラエル越境攻撃の「10月7日」から、1年が経った。事態はどこまで進んだのか。 昨年10月2日に『Foreign Affairs』に発表されていたサリバン米国家安全保障問題担当大統領補佐官による論稿「アメリカのパワーの諸源泉(The Source…
10月7日以降のガザ紛争の展開によって、パレスチナ問題が「イスラエル問題」に転化した、と昨日掲載のこの欄に記した。 それと同時に、イスラエルの内政・外交があまりにも米国の内政・外交と直結しているため、ガザ紛争の帰趨に影響を及ぼす要因が、結局のところ「米・イス…
「10月7日」から8カ月が経った中東をめぐる国際政治において、それ以前と異なるのは、かつて「パレスチナ問題」とされていたものが影を潜め、代わりに「イスラエル問題」として、国際政治の課題の一つとして急浮上してしまっているということである。 なぜそのようなことが起…
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