風の向こう側 (7)

日本初開催「米シニアツアー」勝者が残した「言葉」

執筆者:舩越園子 2017年9月13日
タグ: アメリカ 日本
中央はトム・ワトソンで、優勝したモンティはすぐ左上(大会HPより)

 

「成田ゴルフ倶楽部」(千葉県)が舞台となった「JAL選手権」は、米シニアのチャンピオンズツアーが日本で初開催された新規大会として内外から大きな注目を集め、コリン・モンゴメリーの優勝で幕を閉じた。

 昔からのゴルフファンなら、“モンティ”のこれまでの歩みを、ある程度はご存じだと思う。若かりしころの彼は、よく顔を真っ赤にして怒っていた。だから米国のゴルフファンの間では“赤鬼”などと陰口を叩かれること、しばしばだった。

カテゴリ: スポーツ カルチャー
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執筆者プロフィール
舩越園子(ふなこしそのこ) ゴルフジャーナリスト、2019年4月より武蔵丘短期大学客員教授。1993年に渡米し、米ツアー選手や関係者たちと直に接しながらの取材を重ねてきた唯一の日本人ゴルフジャーナリスト。長年の取材実績と独特の表現力で、ユニークなアングルから米国ゴルフの本質を語る。ツアー選手たちからの信頼も厚く、人間模様や心情から選手像を浮かび上がらせる人物の取材、独特の表現方法に定評がある。『 がんと命とセックスと医者』(幻冬舎ルネッサンス)、『タイガー・ウッズの不可能を可能にする「5ステップ・ドリル.』(講談社)、『転身!―デパガからゴルフジャーナリストへ』(文芸社)、『ペイン!―20世紀最後のプロゴルファー』(ゴルフダイジェスト社)、『ザ・タイガーマジック』(同)、『ザ タイガー・ウッズ ウェイ』(同)など著書多数。最新刊に『TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊』(徳間書店)がある。
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