【火】千島列島要塞化、トランプ政権人名録、
   外国人労働者増、技能研修制度の実態、
   中東通信4本

執筆者:フォーサイト編集部 2018年1月30日

昨日午後、以下の3本の記事をアップロードしました。

日露平和条約の新たな障害となる千島列島「要塞化」(ロシアの部屋・名越健郎さん):老朽化が進んでいた国後、択捉の軍事基地もすでに昨年には刷新されていましたが、実はすでに千島列島中部のマツア島と北部のパラムシル島にも基地建設計画を進めていました。

 

トランプ政権「閣僚・重要ポスト人名録」(21)シャドロウ大統領次席補佐官(アメリカの部屋・足立正彦さん):ロシア専門家で、博士号を持ち、学術的専門性に非常に優れた人物――マクマスター補佐官の信頼も厚いようです。

 

「移民政策なし」でも外国人労働者「激増」の実態(磯山友幸さん):近年、外国人労働者が激増していますが、最も激増しているのはベトナム人で、半数は首都圏。今後の焦点となるのは「介護」の分野になりそうです。

 

そして本日の更新記事は、出井康博さんの好評連載「『人手不足』と外国人」第17回「『騙し』と『搾取』で成り立つ『技能実習制度』の恥ずべき実態」です。就労期限を前に帰国せざるを得なかったあるベトナム人女性の体験を通して、低賃金、よってたかっての搾取、詐欺まがいといった「外国人技能実習制度」の実態を明らかにします。

 

また「池内恵の中東通信」では、以下の4本の記事をアップロードしています。

イエメン内戦への軍事介入でサウジ・UAEが同士討ち:当事国同士ではないにしろ、支援勢力同士の「代理戦争」のような形になったしまった以上、とりわけサウジにとってイエメン内戦介入は失敗だったと池内さんは見ています。

 

イエメンをめぐるサウジとUAEの相違の根源を100年前の地図に探る:イエメンの内戦、そしてサウジとUAEそれぞれの立場や思いの違い、その意味は、100年前の地図を見るとよくよく分かるのです。

 

南北イエメンの深い溝を物語る5枚の地図:さらに100年前から20~30年おきに順次、その時々の地図を見比べてみると、時系列で周辺諸国の勢力関係が理解しやすくなります。

 

イエメン内戦情勢の詳細レポートと地図:英王立国際問題研究所(チャタム・ハウス)の専門家による詳細なレポートを紹介してあります。

 

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