森友学園の問題から派生した財務省理財局の決裁文書改竄問題は、安倍政権にとって大きなダメージとなった。内閣支持率は急落し、重要法案の国会審議や憲法改正にも暗い影を落としている。さらに、以前は確実視されていた今年9月の自民党総裁選での安倍晋三首相(自民党総裁)の3選にも不透明感が漂っている。
だが、安倍内閣の今後にまったく光明が見えないわけではない。内閣復調の最初の兆候は、3月末以降のマスコミの報道傾向、そして急降下したと言われる内閣支持率の動向に表れている。
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