55日ぶり「外出制限解除」で浮上したマクロン政権の「不協和音」

執筆者:広岡裕児 2020年5月29日
エリア: ヨーロッパ
経済活動の再開ぶりを確認するために自動車工場を視察するマクロン大統領。今後の政権運営は厳しいものになりそうだが(C)AFP=時事
 

 フランスのロックダウン(都市封鎖)による外出制限が5月11日、3月17日以来55日ぶりに解除された。

 とはいっても、飲食店や映画館・劇場などは閉鎖のまま。100キロ以上の移動は原則禁止。午前6時半から9時半までと午後4時から7時の間は、雇用主が発行する出勤、退社時間を明記した通勤証明書がなければ公共交通機関には乗れない。不携帯は135ユーロ(約1万6000円)の罰金である。おそるおそるの解除だ。

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執筆者プロフィール
広岡裕児 1954年、川崎市生まれ。大阪外国語大学フランス語科卒。パリ第三大学(ソルボンヌ・ヌーベル)留学後、フランス在住。フリージャーナリストおよびシンクタンクの一員として、パリ郊外の自治体プロジェクトをはじめ、さまざまな業務・研究報告・通訳・翻訳に携わる。代表作に『エコノミストには絶対分からないEU危機』(文藝春秋社)、『皇族』(中央公論新社)、『EU騒乱―テロと右傾化の次に来るもの―』(新潮選書)ほか。
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