
戦意高揚を促すポスターが至る所に貼られている(筆者撮影、以下も)
ウクライナ西部リビウに、戦時下の様子を取材するため、5月初めに行った。滞在したのは5月1日、2日の2日間だったが、一見落ち着いた表情の奥にある危険や不安を感じ取ることができた。
1日は快晴の日曜日だったこともあろうが、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産に登録されているリビウの旧市街地には大勢の人が行き来し、屋外のテラスではビールやコーヒーを飲む客で席が埋まっていた。人出だけで見れば、戦争開始前とほとんど変わらない程度まで回復したという。

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