昨年12月26日、朝鮮労働党中央委員会第8期第6回総会が開会した。
「核の脅威」誇示で経済的な困難などを糊塗
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は、米韓との敵対関係を明確にし、戦術核の量産や核弾頭の飛躍的増大というインパクトの強い発言で印象付けたが、経済建設を含む国内問題についての言及はあまりなかった。対外関係と核ミサイル開発で困難な国内問題を糊塗しようという意図があったように思われる。
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