Weekly北朝鮮『労働新聞』
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ラブロフ露外相訪朝で見えた「外交実務の司令塔」(2023年10月15日~10月21日)
10月17日付第1面下段には、崔龍海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党政治局常務委員・国務委員会第1副委員長・最高人民会議常任委員長が南浦(ナンポ)市内の各単位を「現地了解」したとの記事が掲載された。崔龍海による現地了解報道は、金徳訓(キム・ドックン)内閣総理より少なく、今年で5回目である。
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、同日付最下段において予告された通り、18日から19日にかけて訪朝した。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との会談について報じた20日付は、ラブロフのほか、同席したロシアの外務次官や駐朝大使に対しても「同志」呼称を付した。……
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