Weekly北朝鮮『労働新聞』
(53)
「プーチンからの贈り物」はどう報道されたか(2024年2月18日~2月24日)

2月20日付の1面トップは、金徳訓内閣総理が平安南道と南浦市を現地了解したとの報道だった(『労働新聞』HPより)
2月19日付1面トップに社説「全社会の思想的一色化はわれわれの革命、われわれの国家の偉大さであり絶対威力である」が掲載された。金正日(キム・ジョンイル)朝鮮労働党中央委員会書記(当時)が「全社会の金日成(キム・イルソン)主義化」を宣布してから50周年を記念したものである。金正恩(キム・ジョンウン)の革命思想は、金日成と金正日の革命思想の「輝かしい継承発展」であり、「強国建設と社会主義勝利のための明確な進路を鮮明にしてくれる百勝の戦略・戦術的指針」であると説明され、現在掲げられている「全社会の金日成・金正日主義化」との連続性が強調された。

「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン