事故死したダイアナ元英皇太子妃の義父となるはずだったエジプト人富豪モハメド・アルファイド氏と英王室の間に険悪な雰囲気が漂っている。
アルファイド氏は、元皇太子妃と息子のドディがパリで事故死した背後には、二人の結婚を嫌った英王室の意図があったと主張し、エリザベス女王の夫君のフィリップ殿下や英諜報機関の関与を指摘してきた。
特に最近は別件の民事裁判で出廷する機会に、法廷での証言は名誉毀損に問われないことを利用して事故と王室の関係を示唆したり、自らの傘下にある雑誌で王室批判を繰り広げている。

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