日本を悩ますロシアの戦勝六十周年

執筆者: 2004年9月号
エリア: ヨーロッパ アジア

 ロシアのプーチン政権が、来年五月九日の対独戦勝六十周年記念日を盛大に祝うため、五十カ国以上の首脳をモスクワに招くことを計画している。 ソ連解体で国家のアイデンティティーの多くを失ったロシアにとって、対独戦勝記念式典は国家をまとめる最大の行事。ナショナリズムの発揚とともに、高齢者や退役軍人への恩典廃止法成立で高まる不満を解消する狙いもある。 ロシア外務省高官によれば、G8(主要八カ国)、欧州連合(EU)、独立国家共同体(CIS)の首脳らを招く計画という。今年六月のノルマンディー上陸作戦六十周年式典に招かれ、感動したプーチン大統領の発案とされる。

カテゴリ: 軍事・防衛
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