朝鮮半島の「専門家の部屋」は堅い話が多いと反省し、少し柔らかい話題で韓国の状況を語りたいと思います。
「流行語」は世相を反映します。韓国では「失業」に関する流行語がなかなか豊富で、身につまされるものも少なくありません。
韓国語では、失業者を「ペクス」と言います。もちろん「失業者(シロプチャ)」という漢字語をそのまま韓国語読みしたりもしますが、普通の会話などでは失業者を「ペクス」ということが多いようです。ペクスの漢字表記は「白手」ではないかと思われます。白い手がなぜ失業者なのかという気もしますが、仕事をして手を汚すことのできない者とでもいう意味が語源かも知れません。
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