中国の人民解放軍の少将で、強硬派の代表格として日本のメディアでもしばしば発言が引用される中国軍事科学学会の副秘書長、羅援が、中国版ツイッター「微博(weibo)」に2月末にアカウントを開いた。かなり頻繁につぶやき、内容も面白いので、あっという間に30万人のフォロワーを集めている。
羅援がどこまで中国の党・軍の主流の意見を代表して発言しているのかについては、常にいろいろな見方がある。個人的には羅援は本流ではないが、解放軍の中で一つの考え方を外部に伝える拡声機のような役割を付与されているのだと思う。今回も解放軍の幹部としては恐らく前例がない微博開設が、正式に組織の許可を経たものだと本人も語っている。
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