打倒ベルルスコーニの賭けに出たプロディ前欧州委員長

執筆者: 2005年1月号
タグ: イタリア
エリア: ヨーロッパ

 欧州連合(EU)の欧州委員長を五年間務めたロマーノ・プロディ氏(六五)=元伊首相=が十一月下旬、バローゾ新委員長体制の発足に伴い退任し、古巣のイタリア政界に復帰した。中道左派連合「オリーブの木」を再構築し、二〇〇六年五月までに実施される伊総選挙で中道右派連合を率いるベルルスコーニ首相(六八)と全面対決する準備を進めている。「我々は単に政府の政策に反対しているのではない。国家の蘇生に着手するのだ。このデモは我が国を取り戻すための統一行動だ」――。十一月三十日、秋雨が煙るイタリアの首都ローマ。五万人が駆け付けた「減税反対集会」に参加したプロディ氏は支持拡大を訴えた。同氏は次期総選挙で野党中道左派連合の首相候補となる見通しだ。

カテゴリ:
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
クローズアップ
キャリア決済のお申し込み
フォーサイトのお申し込み
クローズアップ
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top