黒人女性として米国初の国務長官に就任するコンドリーザ・ライス大統領補佐官(50)は、「戦うプリンセス」と呼ばれる。端正な容姿、歯切れのいい発言、貧しい家庭からの飛躍。ブッシュ大統領は「わたしに分かるように外交問題を説明できる唯一の人物」と絶賛する。米国では、早々と2008年の大統領候補に推す声もある。調整役から長官への抜擢で、外交をどう陣頭指揮するかが見ものだ。 ブッシュ大統領がパーティーでライス新国務長官を紹介した。「コンディはクラシックピアノが得意で、フィギュアスケートはプロ級。4カ国語を操り、論文、著書は多数……」

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