ケース・スタディ5 矢口真里vs.中村昌也

執筆者:藤沢数希 2013年12月21日

今週も女性が多額の「慰謝料」を支払ったケースを分析することにする。 本連載で何度か指摘していることであるが、著名人が離婚した際にマスコミで報道される「慰謝料」と法律用語の慰謝料は意味が異なる。マスコミの報道で使われる慰謝料というのは、財産分与なども含めて、離婚の際に支払われる総額のことである。 一方で法律用語の慰謝料とは「不法行為によって被害者に与えた精神的な苦痛に対して、その賠償として支払われる金銭」のことである。本連載で慰謝料と言えば、特に断りのない場合はこちらの法律用語としての慰謝料を指している。

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執筆者プロフィール
藤沢数希(ふじさわかずき) 理論物理学、コンピューター・シミュレーションの分野で博士号取得。欧米の研究機関で研究職に就いた後、外資系投資銀行に転身。以後、マーケットの定量分析、経済予測、トレーディング業務などに従事。また、高度なリスク・マネジメントの技法を恋愛に応用した『恋愛工学』の第一人者でもある。月間100万PVの人気ブログ『金融日記』の管理人。著書に『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』(ダイヤモンド社)『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門』(同)『「反原発」の不都合な真実』(新潮社)『外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々』(ダイヤモンド社)など。
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