饗宴外交の舞台裏
饗宴外交の舞台裏 (190)

オランド仏大統領「醜聞」に悩まされたホワイトハウスの「苦肉の策」

執筆者:西川恵 2014年3月13日
エリア: ヨーロッパ 北米
 オランド大統領の隣にパートナーの姿はなかった (C)EPA=時事
オランド大統領の隣にパートナーの姿はなかった (C)EPA=時事

 フランスのオランド大統領が2月10日から3日間、国賓で訪米した。大統領が女優のジュリー・ガイエさんと密会していることが芸能誌にすっぱ抜かれたのは1月10日。それから15日後、大統領は事実婚関係にあったトリルベレールさんとの関係解消を発表した。単身訪問となった大統領をホワイトハウスはどうもてなすのか。本筋の米仏関係以上に注目が集まったのは当然でもあった。

 

頭の痛い問題

 今回のオランド大統領の訪米は最も格の高い国賓訪問で、フランス大統領としては18年ぶり。ホワイトハウスは約350人の大晩餐会を準備した。

カテゴリ: 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
西川恵 毎日新聞客員編集委員。1947年長崎県生れ。テヘラン、パリ、ローマの各支局長、外信部長、専門編集委員を経て、2014年から客員編集委員。2009年、フランス国家功労勲章シュヴァリエ受章。著書に『皇室はなぜ世界で尊敬されるのか』(新潮新書)、『エリゼ宮の食卓』(新潮社、サントリー学芸賞)、『ワインと外交』(新潮新書)、『饗宴外交 ワインと料理で世界はまわる』(世界文化社)、『知られざる皇室外交』(角川書店)、『国際政治のゼロ年代』(毎日新聞社)、訳書に『超大国アメリカの文化力』(岩波書店、共訳)などがある。
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