
「北京オリンピックタワー」のオープニングセレモニーに出席したトーマス・バッハIOC会長(2016年6月) ⓒAFP=時事
新型コロナウイルス感染拡大により、緊急事態宣言の下、無観客でスタートする東京五輪・パラリンピック。民主主義と権威主義が鋭く対立するなか、「東京五輪が残すべきレガシー(遺産)は」と問われれば、混乱なくスムーズに、かつ選手たちが全力を出し切れるよう、民主主義国の威信にかけてこの国際スポーツイベントをやり切ることにあると思われる。
注目される開会式参加首脳の顔ぶれ
五輪開会式(7月23日)に出席予定の外国・地域の首脳(級)の賓客は、現時点(7月19日)でジョー・バイデン米大統領のジル夫人とフランスのエマニュエル・マクロン大統領の名が挙がっている。

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