ウィーンで行われているイラン核開発交渉について、昨日の報告以後の進展をアップデートしておこう。
ケリー国務長官はさらに15日(火)の午前中にもイランのザリーフ外相と会談した。ウィーンを発つ前に記者会見を行ったが、そこで、予定されていたカイロ訪問を取り止め、ワシントンに戻ってオバマ大統領や議会指導者の判断を仰ぐと告げた。
「一定の進展を根拠に延長」が既定路線に
オバマ大統領との協議事項は何だろうか。おそらくは大きな政策転換というよりは、小さな成果を示して交渉期限の延長に承認を得ることが主眼となるのではないかと、記者会見での発言からは、推測される。
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