国民党「敗北」の流れ:台湾の統一地方選

執筆者:野嶋剛 2014年11月4日
タグ: 中国 香港 台湾
エリア: アジア

 残り1カ月を切った台湾の統一地方選挙(11月29日)だが、メディアの各種世論調査がいろいろ出そろってきた。国民党が相当苦戦しており、下手をすれば、台北市長と台中市長という2つの市長ポストまで失う可能性が出てきている。台北、新北、桃園、台中、台南、高雄という6大都市でみれば、いままで国民党は台南、高雄以外を抑えて4:2の割合だったが、これが2:4に逆転して新北、桃園のみとなり、全体の首長ポスト数でも国民党と民進党の比率は現在の15対6から、どちらも10前後と互角の形になりそうだ。こうなると、国民党にとっては「敗北」と言ってもいい事態である。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
野嶋剛 1968年生れ。ジャーナリスト。上智大学新聞学科卒。大学在学中に香港中文大学に留学。92年朝日新聞社入社後、佐賀支局、中国・アモイ大学留学、西部社会部を経て、シンガポール支局長や台北支局長として中国や台湾、アジア関連の報道に携わる。2016年4月からフリーに。著書に『イラク戦争従軍記』(朝日新聞社)、『ふたつの故宮博物院』(新潮選書)、『謎の名画・清明上河図』(勉誠出版)、『銀輪の巨人ジャイアント』(東洋経済新報社)、『ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち』(講談社)、『認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾』(明石書店)、『台湾とは何か』(ちくま新書)、『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』(小学館)など。訳書に『チャイニーズ・ライフ』(明石書店)。最新刊は『なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか』(扶桑社新書)。公式HPは https://nojimatsuyoshi.com
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