インテリジェンス・ナウ
オバマとネタニヤフが合意する「あらゆるオプション」とは
オバマ米大統領とネタニヤフ・イスラエル首相の首脳会談が五月十八日、ホワイトハウスで行なわれた。 実はその二週間前、パネッタ米中央情報局(CIA)長官が大統領の命令を帯びて、密かにイスラエルを訪問、ネタニヤフ首相と会談していた。「米国への通告なしに、イスラエルはイランを攻撃しない」という言質をイスラエル側から取るのがこの極秘訪問の目的だった、とイスラエル紙や英紙が伝えている。 パネッタ長官は米通信社との会見で、「ネタニヤフ首相はイランを攻撃しない、と確信しているか」と質問されて「イエス」と答えている。「イスラエルが単独で(イラン攻撃を)行なえば、大問題になることを首相は理解している」とも長官は語った。
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