【今月の2冊】 世界の「市場」を動かす男グリーンスパンの思想の分析

執筆者: 2000年4月号
カテゴリ: 国際 書評
エリア: 北米

「株式市場の投資家たちは長い間失っていたもの、すなわち権力の象徴が欲しいと考えているのである。……『株式投資家たちはグリーンスパンをこの地球を救う最高の候補者としてとらえている』のである」(デービッド・B・シシリア/ジェフリー・L・クルックシャンク『グリーンスパンの魔術』伊藤洋一訳 日本経済新聞社刊 二二〇〇円) 神ならぬ人の身ゆえ、グリーンスパンFRB(連邦準備制度理事会)議長が地球を救えるわけではない。にもかかわらず、世界は彼を片言隻語に大きく動く。その様子は、確かに“魔術”的とするに相応しい。

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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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