あえて書く「自民党への弔鐘」

執筆者:田勢康弘 2001年3月号
カテゴリ: 政治
エリア: 日本

日本が直面する危機の本質は、「政治の危機」というよりも、「政治指導者危機」というべきものに他ならない。ポスト森をめぐっては多くの名前が挙がっているが、「不毛の選択」でしかない。今こそ、「政治指導者」について根本から考え直すべき時である。 政治が乱れると言葉が急速に力を失う。力を失うだけならいまに始まったことではないが、ここまで政治が堕落すると言葉がまったく異なる役割を担うことになる。詭弁、嘘。内閣不信任決議案を与党の結束で否決しておきながら、「不信任案否決は信任を意味しない」などという詭弁を弄する。

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執筆者プロフィール
田勢康弘 ジャーナリスト。1944年中国黒龍江省生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社。政治部記者、ワシントン支局長、論説副主幹、コラムニストなどを歴任し、2006年に退社。1996年から1年間、米ハーバード大学国際問題研究所フェロー。また1996年には日本記者クラブ賞を受賞。著書に『指導者論』(新潮社)、『国家と政治』(NHK出版新書)、『総理の演説』(バジリコ)など多数。また、『田勢康弘の週刊ニュース新書』(テレビ東京系)の番組ホストも務めた。
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