上場以来初の減収減益見通しを発端に、株価暴落という危機に陥ったファーストリテイリング。フリースからトマトまでを工業製品化する“革命”はこのまま続くのか。 カジュアルウエア専門店「ユニクロ」をチェーン展開し、急成長してきたファーストリテイリングの株価凋落が激しい。もともと昨年五月のピーク時に二万八〇〇〇円だった株価が今年一月八日に約一万二〇〇〇円まで下がってはいた。しかし、同日、業績を大幅に下方修正し一九九四年の上場以来初の減収減益に陥る見通しだと発表するや株価はさらに急降下。一週間で七〇〇〇円台に落下した。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン