ドイツがアフガンに兵力を増派している。アフガニスタン国際治安支援部隊(ISAF)にはすでに千人規模のドイツ軍将兵が駐留しているが、連邦議会は千二百人前後までの増員を認めた。 現在、アフガンには百人程度の特殊部隊KSKも送り込まれており、米国が進めているアル・カエダおよびタリバンの残党摘発に協力しているが、さらに作戦に対応した人員や機材が追加される。四月末までに歩兵移動車輛の「ディンゴ」十二輛、装甲車「フックス」四輛、空挺戦車「ヴィーゼル」十二輛、装甲輸送車「ヴォルフ」十一輛の増派が決まっている。

「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン