「ブエノスアイレスで『健康への被害はない。安心してほしい』と世界に発信した。国民への影響を阻止するため過酷な状況で作業する皆さんを目の当たりにし、責任を果たしていかなければならないとの思いを新たにした」「福島第1原発の事故処理、汚染水処理は国が前面に出て私が責任者として対応したい。汚染水の影響は湾内でブロックされている」
安倍晋三首相は9月19日、就任後2度目となる福島第1原発視察を行ない、こう発言したと報道は伝えた。その上で、廃炉が決まっている1-4号機に続いて、5、6号機の廃炉を「事後処理に集中するために決定してほしい」と、その場で東京電力の社長に要請したという。

「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン