今朝は、「専門家の部屋」の「東南アジア」に「明治人の『中国紀行』に学ぶ(下)漢族の『熱帯への進軍』」(樋泉克夫さん)をアップロードしました。AIIBや「一帯一路」といった個々の問題もさることながら、習近平政権が推し進めている世界政策の全体像を見極めることが大事です。明治人の紀行文はそのよすがとなりそうです。
また、同じく「専門家の部屋」の「中国」にも「『南沙諸島』の領有権を中国が主張する理由」(野嶋剛さん)の新エントリがあります。俄かに緊迫度が高まっている南シナ海。南沙諸島などの島々を戦後に占領していたのは、いまの中国が誕生する前の中華民国政権。中国の「領土宣言」の根拠はそこしかなく、いかにも希薄です。