池内恵
執筆者:池内恵 2016年1月4日
カテゴリ: 国際 外交・安全保障
エリア: 中東

サウジとイランの外交関係断絶と舌戦の加熱は何を意味するのか

2016年1月4日 22:49
サウジアラビアは1月2日に47名の囚人の死刑執行を発表した。その中に、東部州カティーフのアッワーミーヤを中心にした反政府運動の精神的な指導者となっていたニムル・バーキル・ニムル師が含まれていた。これに対してイランやイラクやレバノンで強硬な抗議行動が生じ、イラ…
<<池内恵の中東通信に戻る
執筆者プロフィール
池内恵 東京大学先端科学技術研究センター、グローバルセキュリティ・宗教分野教授。1973年生れ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員、国際日本文化研究センター准教授を経て、2008年10月より東京大学先端科学技術研究センター准教授、2018年10月より現職。著書に『現代アラブの社会思想』(講談社現代新書、2002年大佛次郎論壇賞)、『イスラーム世界の論じ方』(中央公論新社、2009年サントリー学芸賞)、『イスラーム国の衝撃』(文春新書)、『【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』 (新潮選書)、 本誌連載をまとめた『中東 危機の震源を読む』などがある。個人ブログ「中東・イスラーム学の風姿花伝」(http://ikeuchisatoshi.com/)。
中東通信の最新記事

サウジ石油施設への攻撃はGCC諸国の脆弱性を露呈

2019年9月22日 12:25
9月14日に行われた、サウジ東部州アブーカイク(Abqaiq)とフライス(Khurais)の石油施設へのドローンと巡航ミサイルによる攻撃は、トランプ大統領の反応や、イスラエルのネタニヤフ首相の退任の見通しと合わせると、ペルシア湾岸地域・中東地域の国際政治に大きな影響を与え…
続きを読む>>

イスラエル連立交渉の選択肢

2019年9月21日 12:34
ネタニヤフ首相率いる右派リクードが第1党の座を失い(31議席)、旧ネタニヤフ陣営を多く含む「青と白」連合がガンツ元参謀総長を党首として第1党に躍進(33議席)したイスラエル内政は、イスラエル議会(クネセット)全120議席の過半数61議席を、誰を首相とし、どの政党を組…
続きを読む>>

イスラエル選挙後の中東情勢への影響見通し

2019年9月21日 12:01
9月17日投票のイスラエル選挙結果を受けた連立交渉では、大統領が各党の党首に聴取し、最も連立政権樹立の可能性が高い首相候補を選んで、通常4週間から6週間程度の締め切りを設け、期限内に連立の合意を議会に届け出るよう依頼する。初動で首相候補の指名が遅れれば交渉の開…
続きを読む>>

イスラエルやり直し総選挙でネタニヤフはなぜ敗れたか

2019年9月21日 11:26
9月17日のイスラエル総選挙の投票が行われ、ネタニヤフ首相の敗北が決定的となった。10年に及んだネタニヤフ時代がついに終焉を迎えようとしている。この欄では、中東情勢の決定的要因は9月17日のイスラエルの総選挙投票であり、外見上様々な派手な動きがあるにしても、実際は…
続きを読む>>

中東情勢は9月17日投票の「イスラエル選挙結果待ち」

中東情勢は「緊張高まる」「混迷深まる」といった常套的な形容句を付して報じられ、論じられがちである。しかし実際には、しばしば緊張は緩み、混迷が若干和らぐ「凪」の状態の時期がある。現在はそういう時期だろう。この関係で、現在の中東情勢を見るためのもう1つの日付は…
続きを読む>>

<<池内恵の中東通信に戻る
キャリア決済のお申し込み
フォーサイトのお申し込み

池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

クローズアップ
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top