2017年1月20日にバラク・オバマ大統領は2期8年に及ぶ大統領職を離任することになっており、残り任期はわずか5カ月足らずとなった。残り少ない大統領在任中にオバマ大統領が自らの「業績(レガシー)」の一環として、現在推進を図ろうとしているのが、環太平洋経済連携協定(TPP)関連法案の米議会による批准問題である。だが、米議会の抵抗などにより厳しい状況に直面している現実がある。
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